2024年度の関西学生サッカーリーグが開幕しました。
4月6日(土)は、Jグリーン堺のメインフィールドで開会式と1部リーグ2試合が行われたほか、人工芝フィールドでは3部リーグ3試合・4部リーグ9試合も開催されました。
開会式には今シーズンを戦う1部リーグから4部リーグまで全55チームの主将が参加。スタンドいっぱいの学生が見守る中、関西学生サッカー連盟の吉田岳玄学生幹事長(立命大)の開会宣言をスタートに、昨年優勝の京産大菅野翔斗主将・横窪皇太副将による優勝旗・優勝カップの返還、そして菅野主将による選手宣誓などが行われました。
開幕1試合目は前年優勝の京都産業大学と準優勝の関西大学が激突。関西大が前半から積極的に攻め込み、15分にFW21堀颯汰選手が今シーズン初ゴールを決めました。その後も激しい攻防が続き、55分にずっとゴールを狙っていた関西大FW11淺田彗潤選手が追加点をあげます。しかしその後、京産大はFW11中田樹音選手が2ゴールで同点に。86分に振り出しにもどった試合でしたが、関西大は後半途中出場のFW17前田龍大選手がアディショナルタイムに逆転ゴール。2-3で関西大が初戦をものにしました。
続く第二試合は、昨年3位の関西学院大学と4位の大阪学院大学が対戦。こちらは大院大がシュート17本の猛攻で、DF3中井小鉄選手がコーナーキックから2ゴール、後半出場のFW24鮫島拓巳の2ゴールで4得点。関学大も後半途中出場のDF23山本楓大選手のゴールで1点を返しますが、試合は1-4で大院大が勝利しました。
また4部リーグの試合では、関西学生サッカー連盟の審判部の行澤諒さん(京都教育大学)、多喜功さん(龍谷大学)、北條結羽さん(関西外国語大学・写真)が3試合で主審を務めました。
翌7日(日)1部リーグは4試合が開催。大阪経済大学vsびわこ成蹊スポーツ大学は、大経大が後半にPKを含む5得点で勝利。大阪体育大学vs同志社大学は、セレッソ大阪に内定している大体大FW9古山兼悟選手がPKを蹴って1-0の勝利。阪南大学vs立命館大学は一度は逆転された阪南大が最後に追いつき2-2の引き分け。今シーズン昇格の2チーム、甲南大学vs京都橘大学は、89分に京都橘大がPKで追いつき2-2の引き分けでした。
関西学生サッカーリーグ、前期は7月21日(4部リーグは7月14日)まで、後期は9月21日~11月17日(2~4部リーグは9月7日~11月16日)の期間で開催されます。入場は無料(大学での開催の場合は大学の基準によります)です。今シーズンも選手たちの活躍と、運営に携わる学生幹事・準幹事、そして審判部の学生たちにご注目ください!
●第一節(結果)
京産大 2 (0-1) 3 関西大
関学大 1 (0-1) 4 大院大
大経大 5 (0-0) 0 びわこ大
大体大 1 (0-0) 0 同大
甲南大 2 (1-0) 2 京都橘大
阪南大 2 (1-2) 2 立命大
●第二節(予定)
4/13(土)
ヤンマースタジアム長居
関西大 – 京都橘大
京産大 – 甲南大
三木総合防災公園陸上競技場
大院大 – 立命大
関学大 – 阪南大
4/14(日)
三木総合防災公園陸上競技場
大体大 – 大経大
同大 – びわこ大