【関西学生サッカー】第9節 大経大廣岡選手4得点、大体大古山選手・関学大望月選手ハットトリック。立命大は京都内定の中野選手が決勝の2ゴール。

6月10日・11日、関西学生サッカー第9節6試合が開催されました。

 

大阪学院大学vs立命館大学は、両チームで9得点というゴール量産の試合となりました。11分に大院大がFW9関田隼人選手のゴールで先制。立命大も16分にDF7竹田豪選手のゴールで同点に追いつきますが、直後の17分には大院大がまたしてもFW9関田選手のゴールで逆転すると27分にはDF32中井小鉄選手のゴールでリードを2点差に広げます。しかし立命大はその直後の28分FW9大谷優斗選手のゴールで1点差に。しかし、33分、大院大はFW11関俊哉選手のゴール・FW9関田選手のアシストで4点目。前半は大院大が関田選手2ゴール1アシストの活躍もあり、4-2とリードしての折り返しとなりました。2点を追う立命大は、ハーフタイムに京都サンガF.C.内定のMF28中野瑠馬選手を投入、その中野選手が活躍します。62分に立命大FW9大谷選手のこの日2点目のゴールをMF28中野選手がアシストすると、70分にはその中野選手がゴールを決めて4-4の同点。さらにアディショナルタイムには中野選手が逆転ゴール。4-5で立命大が逆転勝利しました。

同志社大学vs桃山学院大学は、1点を争う展開。41分に同大が直接フリーキックからの流れでDF28廣島大雅選手がゴール。試合はそのまま1-0で同大が勝ちました。

関西福祉大学vs大阪経済大学は、大経大FW9廣岡一樹選手が4得点で試合をリード、関福大は73分に途中出場のMF54髙下仁誓選手のゴールで1点を返しますが、1-4で大経大が勝利しました。

阪南大学vs大阪体育大学は、大体大FW10古山兼悟選手がハットトリックの大活躍。北海道コンサドーレ札幌内定の大体大MF8木戸柊摩選手も3アシストとチームに貢献するなど、大体大は5点をあげました。阪南大もDF32巖真都利選手の先制点やPKによる得点もありましたが、2-5で大体大が勝利しました。

びわこ成蹊スポーツ大学vs京都産業大学は、京産大が71分にMF7福井和樹選手のゴールで先制しますが、びわこ大も82分にFW10石橋克之選手のゴールで追いつき、1-1の引き分けとなりました。

関西学院大学vs関西大学、伝統の関関戦は両チームでシュート29本、取られたら取り返す見ごたえのある試合展開となりました。先制は9分の関学大FW11望月想空選手のゴール。27分には関西大がFW13大谷瑞樹選手のゴールで追いつきますが、36分関学大は再びFW11望月選手のゴールで突き放します。しかし関西大は後半から出場したDF26吉本武選手が50分にゴールを決めると、59分には関西大MF8菊地孔明選手のゴールでついに逆転。しかし、83分関学大はFW11望月選手がこの日ハットトリックとなる3本目のゴールで同点。試合は3-3で終了しました。名古屋グランパス内定の関学大FW10倍井謙選手とMF23美藤倫選手は途中出場、湘南ベルマーレ内定の関西大DF4髙橋直也選手は先発フル出場でした。

 

なお、清水エスパルス内定の阪南大DF19高木践選手は、11日に行われたJ2ロアッソ熊本vs清水エスパルスの試合に先発フル出場で、チームの勝利に貢献しました。

 

●結果

第9節
6/10(土)
大院大 4 (4-2) 5 立命大
同大 1 (1-0) 0 桃山大
関福大 1 (0-2) 4 大経大
阪南大 2 (1-2) 5 大体大
6/11(日)
びわこ大 1 (0-0) 1 京産大
関学大 3 (2-1) 3 関西大

 

●予定

第10節
7/15(土)
会場:ヤンマースタジアム長居
関学大 – 阪南大
びわこ大 – 大体大
会場:万博記念競技場
立命大 – 桃山大
大院大 – 大経大
7/16(日)
会場:ヤンマースタジアム長居
関西大 – 関福大
京産大 – 同大

 

今シーズンの関西学生サッカーリーグ、1部リーグは全試合有観客・無料で開催されます。2部・3部・4部リーグは会場によって来場制限や応援スタイルの規制があります。また、新型コロナウイルスの感染症法の分類変更に伴い、学生サッカー観戦における感染症対策ガイドラインの適用はなくなりました。今後の感染対策については一人ひとりの判断となるため、お互いの考え方を尊重するとともに、体調不良による無理な観戦は控えましょう。その他、リーグ戦の予定やJクラブ内定選手の発表など関西学生サッカーの最新情報は、関西学生サッカー連盟のHPでご確認ください。

 

Michio Kii

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