【関西学生サッカー】第5節 大体大古山兼悟選手ハットトリック。関学大は名古屋内定の倍位選手ゴールも勝利ならず。

GW明けの週末、5月13日・14日、関西学生サッカー第5節6試合が開催されました。

 

関西学院大学が初黒星です。3勝1分無敗で第5節を迎えた関学大に対するのは、ここまで2勝2敗の大阪学院大学。まず、開始11分に大院大がMF6山本未来翔選手のゴールで先制すると、直後の14分にはFW26伊藤朔矢選手の追加点で2点リードで折り返し。後半も大院大が山本選手の2本目のゴールやMF10澤崎凌大選手の2アシストなどで3得点。関学大はFW10倍位謙選手(名古屋グランパス内定)が1点を返しますが、試合は1-5で大院大が勝ちました。ガンバ大阪内定の関学大MF23美藤倫選手は先発フル出場しました。

同じく3勝1分無敗のびわこ成蹊スポーツ大学は2勝1分1敗の立命館大学と対戦。こちらはお互い取られたら取り返す展開となりました。先制は14分びわこ大FW9清水一雅選手のシュート。しかし21分に立命大もコーナーキックからDF15荻野元伸選手のシュートで追いつきます。すると後半びわこ大は清水選手の2本目のシュートで逆転。しかし立命大は後半途中出場のFW20北野祐己選手が終了間際の90分に同点ゴール。試合は2-2の引き分けに終わりました。

阪南大学vs大阪経済大学は、開始5分に大経大がFW37下崎蘭真選手のシュートで先制しますが、阪南大が前半のうちに2ゴールで逆転。勢いにのる阪南大が後半もシュート9本と攻め込みますが、大経大もこれ以上のゴールは許さず、試合は2-1で阪南大が勝ちました。清水エスパルス内定の阪南大MF19高木践選手は先発フル出場でした。

関西大学vs京都産業大学は、終盤に試合が動きました。80分、京産大MF10食野壮磨選手からのパスをMF7福井和樹選手が決めて京産大が0-0の均衡を破りました。しかし諦めない関西大は後半途中出場の2人が活躍。DF26吉本武選手からのボールをMF7堤奏一郎選手がシュート。後半アディショナルタイムに同点に追いつき、試合は結局1-1の引き分けでした。関西大は湘南ベルマーレ内定のDF4髙橋直也選手も後半から出場しました。

関西福祉大学vs同志社大学は、関福大が20分にFW鄭健司選手のゴールで先制しますが、同大はMF14鹿取勇斗選手の2ゴール1アシストの活躍などで逆転。1-4で同大が試合を制しました。

大阪体育大学vs桃山学院大学は、大体大FW10古山兼悟選手がハットトリックの大活躍。大体大はシュート6本で4得点という効率の良さで、シュート8本と数で上回る桃山大に勝利しました。大体大は北海道コンサドーレ札幌内定のFW8木戸柊摩選手も先発フル出場でした。

 

第6節は5月20日・21日に開催予定されていますが、関西大学は21日に開催される天皇杯1回戦に出場するため試合日程が24日に変更になっています。なお、関西大の天皇杯1回戦は5月20日13:00から和歌山県紀三井寺公園陸上競技場で和歌山県代表のアルテリーヴォ和歌山と対戦します。こちらもご注目ください!

 

●結果

5/13(土)
関学大 1 (0-2) 5 大院大
びわこ大 2 (1-1) 2 立命大
5/14(日)
阪南大 2 (2-1) 1 大経大
関西大 1 (0-0) 1 京産大
関福大 1 (1-2) 4 同大
大体大 4 (2-0) 0 桃山大

 

●予定

第6節
5/20(土)
会場:三木総合防災公園陸上競技場
大体大 – 立命大
京産大 – 桃山大
会場:アクアパルコ洛西
阪南大 – 大院大
5/21(日)
会場:三木総合防災公園陸上競技場
びわこ大 – 同大
関学大 – 関福大
5/24(水)
大阪経済大学・摂津キャンパスグラウンド
関西大 – 大経大
※大学会場へ変更になっていますが観戦は可能です。

 

今シーズンの関西学生サッカーリーグ、1部リーグは全試合有観客・無料で開催されます。2部・3部・4部リーグは会場によって来場制限や応援スタイルの規制があります。また、新型コロナウイルスの感染症法の分類変更に伴い、学生サッカー観戦における感染症対策ガイドラインの適用はなくなりました。今後の感染対策については一人ひとりの判断となるため、お互いの考え方を尊重するとともに、体調不良による無理な観戦は控えましょう。その他、リーグ戦の予定やJクラブ内定選手の発表など関西学生サッカーの最新情報は、関西学生サッカー連盟のHPでご確認ください。

 

Michio Kii

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