いよいよ終盤に突入し、白熱の試合が続く関西学生サッカーリーグ。その後期第9節4試合が11月7日(土)・8日(日)に開催されました。まずは土曜日の試合、首位の大阪体育大学が2連勝中と好調の桃山学院大学に1-2で初黒星。翌日曜日に行われた2位びわこ大と3位立命大の上位対決は、後半アディショナルタイムにびわこ大DF6岡本京也選手が決勝ゴールをあげて勝利。びわこ大は首位に勝点1差と迫ります。阪南大学は大阪学院大学に4-1と勝利して6位に浮上。京都産業大学は同志社大学に3-0で勝利しました。関西学院大学と関西大学の関関戦は延期。甲南大学は今節は試合がありませんでした。
次節はいよいよ第10節。大体大vsびわこ大の首位攻防戦をはじめ、勝点1差の立命大vs関学大、桃山大vs阪南大の連勝中で好調のチーム同士の対戦、そして、今シーズンともに昇格してきた甲南大学と同志社大学と、「絶対に負けられない試合」が続きます。ますますヒートアップする関西学生サッカーリーグにご注目ください!
第9節 結果 11/7(土)・11/8(日)
大体大 0 (0-1) 2 桃山大
びわこ大 2 (1-0) 1 立命大
阪南大 4 (0-1) 1 大院大
京産大 3 (2-0) 0 同大
関学大 – 関西大(延期)
近畿大 – 甲南大(不戦試合)
※( )内は前半
順位(暫定)
1 大体大 勝点20(9) 差7
2 びわこ大 勝点19(9) 差5
3 桃山大 勝点16(9) 差3
4 立命大 勝点14(8) 差5
5 甲南大 勝点14(8) 差3
6 阪南大 勝点13(7) 差2
7 関学大 勝点13(6) 差2
8 京産大 勝点11(9) 差3
9 関西大 勝点10(7) 差0
10大院大 勝点7 (10)差-11
11同大 勝点6 (9) 差-15
12近畿大 勝点1 (11)
※( )内は試合数。不戦試合を含む。
近畿大学の通年成績は最下位。第1節~第3節までの近畿大学の試合結果は記録に残り、第4節以降は不戦試合として対戦相手に勝点3が与えられます(スコアは記録されません)。ただし、順位決定の際に勝点が並び不戦試合のスコアが影響を及ぼす場合は、勝点はそのまま、得失点・総得点に関しては近畿大学との対戦スコアを除いた点数で順位を決定します。
※近畿大学の第3節までの成績:△立命大1-1、●関西大1-0、●京産大1-4
第10節 11/14(土)・11/15(日)
大体大 – びわこ大
関学大 – 立命大
桃山大 – 阪南大
関西大 – 京産大
甲南大 – 同大
近畿大 – 大院大(不戦試合)
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため本大会は無観客試合となっておりますが、1部リーグの全試合は関西学生サッカー連盟公式YouTubeチャンネルで録画配信しています。
試合レポート
びわこ成蹊スポーツ大学vs立命館大学
前日(7日)の試合で大阪体育大学が今季初黒星との結果を受けて試合に臨む2位びわこ成蹊スポーツ大学と3位立命館大学。どちらも勝って首位に迫りたいという対戦は、立ち上がりから激しく攻め合う展開となりました。まずは立命館大学が開始早々にPKを獲得。しかし、びわこ大GK1和田雄斗選手がこのPKを阻止します。ピンチを切り抜けたびわこ大は、7分にコーナーキックのチャンス。MF11泉柊椰選手が蹴ったボールをFW9清水一雅選手がヘディングでゴールし、先制点を上げました。追いつきたい立命大ですがびわこ大の厳しい守備にゴールが割れずびわこ大1点リードで後半を迎えます。
後半6分、試合は動きます。立命大は内定先のサンフレッチェ広島から帰ってきたMF15藤井智也選手からのパスをFW9鈴木太我選手がゴール。ここから勢いに乗る立命大はさらにびわこ大を攻め立てますが、得点には結び付きません。耐える時間が長かったびわこ大ですが、チャンスはアディショナルタイム。MF8佐藤昴選手が左サイドから蹴ったフリーキックをDF6岡本京也選手がヘディングでゴール。びわこ大は後半に放った1本のシュートが決勝点となりました。
今週末、関西学生リーグはいよいよ大詰めの第10節を迎えます。勝利したびわこ大は大体大との首位攻防戦。4位立命大と7位関学大も勝点1差での対戦と、「絶対に負けられない試合」はまだ続きます。
びわこ成蹊スポーツ大学vs立命館大学の試合の模様はフリーメディアoneのFacebookで写真で紹介していますので、あわせてご覧ください。