因縁の宴──、ついに開幕!! ─── バレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春ドラマを描いたスポーツ漫画の金字塔『ハイキュー!!』。集英社「週刊少年ジャンプ」で連載されていた古舘春一さんによる漫画は2020年7月に完結していますが、2014年からスタートしたテレビアニメは2020年12月までにシリーズ第4期が制作され、熱狂的な支持を獲得しています。
そして、2024年2月16日（金）、テレビアニメ第4期の続編となる映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が全国公開。あの青春のつづきが観られるのです!! （新作の劇場版は2部作を予定されており、今作は第1部となっています）
約束の地で、「もう一回」が無い戦いの幕が開ける!!
今作で映像化されたのは、原作漫画で人気の高い「烏野高校と音駒高校」の試合。〈烏野＝カラス〉、〈音駒＝ネコ〉と校名に入っている動物にちなみ、“ゴミ捨て場の決戦”と呼ばれています。この2校は合宿でともに汗を流して切磋琢磨するなどの交流があり、良きライバルチームでもあるのですが、公式戦での対戦がまだありません。トーナメント方式での公式戦、つまり負けたらそこで終わる、後がない試合をしたことがないのです。
また、烏野高校と音駒高校は選手同士も交流を深めています。とくに烏野のミドルブロッカー・日向翔陽と音駒のセッター・孤爪研磨は合宿前の偶然の出会いから互いを刺激し合う仲となり、日向と接したことで人間や競技に対してクールな考えをもっていた研磨はバレーボール熱を高めます。勝ち負けにこだわりのなかった彼は、負けたら即ゲームオーバーの「もう一回」が無い試合をしたいと望むまでに変化。日向に「やろう」と誓います。
そして、映画の舞台は春の高校バレーへ。日向と研磨の「もう一回」が無い試合ができる場所です。宮城県代表の烏野高校は2回戦で優勝候補の稲荷崎高校を下し、3回戦へ進みます。強敵を次々と倒して進化を遂げている烏野高校の前に立ちはだかるのは、因縁のライバル校・東京都代表の音駒高校。練習試合を重ねることはあっても公式の試合で戦うことがなかった両雄が、春高という約束の地で兵刃を交える。いよいよ、「もう一回」が無い“ゴミ捨て場の決戦”がはじまるのです───。
自分がコートにいるような臨場感を映画館で！
原作漫画『ハイキュー!!』でゴミ捨て場の決戦は、33巻〜37巻にかけて丁寧に描かれている人気エピソード。一進一退の試合展開や選手たちの気持ちの変化、駆け引きが紙面から伝わり、読者も一喜一憂できます。
その丁寧さは、今作の劇場版でも十分に再現されています。奇跡のようなクイック攻撃“変人速攻”など超攻撃的な烏野高校と、“繋ぐ”をモットーとした超守備的な音駒高校。異なるスタイルの激突をリズムよく楽しめ、選手たちの手から生まれるワンプレー、ワンプレーにワクワクできます。
さらには、映像だからこそ表現できるボールの速さや重さ、プレーの距離感がとても伝わってきます。わたしは学生時代にバレーボール部に所属していたのですが、映画を観ていると「そうそう、こんな風にボールが飛んできた」という試合経験がよみがえってきて、まるで自分がコートにいるような気分になれました。この臨場感、ぜひ映画館の大スクリーンで味わってください!!
この負けたら終わりの「もう一回」が無い試合は、ずっと観ていたい試合でもあります。しかし、すべてのことには終わりがあります。
いつまでも観ていたい試合も、いつかは終わる。
それが部活（せいしゅん）というもので、その刹那と喜びをめいっぱい楽しんでいる彼らを観ていると、ちょっとうらやましくもなるのです。
TOHOシネマズなんばで、キャラクターのスタンプがつくれる！
本作を公開するTOHOシネマズなんばには、タッチパネル操作で簡単にオリジナルスタンプがつくれる「シネすた」が設置されています。シヤチハタのスタンプ作製システム「OSMO（オスモ）」を利用したもので、自分でスタンプをつくるところから楽しめるのがポイントです。
「シネすた」の記念すべき第一弾は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』で、烏野高校と音駒高校から計14種ものキャラクターが登場！ 映画館で推しキャラのスタンプを作成できます。
映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
2024年2月16日（金）より、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、T・ジョイ京都、MOVIX京都、OSシネマズミント神戸などで公開。
公式サイト：https://haikyu.jp/movie/
©2024「ハイキュー!!」製作委員会 ©古舘春一／集英社
