全軍、前進! 夏のキングダム全国舞台挨拶ツアーin大阪。山﨑賢人・吉沢亮・大沢たかおが登壇!

「週刊ヤングジャンプ」で連載中の大人気マンガ『キングダム』。7月28日(金)に公開された実写化シリーズ第3弾となる『キングダム 運命の炎』は、公開3日間で2023年実写映画のオープニング観客動員数No.1を記録し、シリーズ史上最高の超特大ヒットスタートを切っています。

その勢いを追い風に「全軍、前進!夏のキングダム全国舞台挨拶ツアー」を実施し、8月3日(木)には大阪・TOHOシネマズ梅田に進軍。山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさんが登壇し、大阪の地で〈キングダムの夏〉をアツく盛り上げました!

 

最高傑作ができた自信がある。

舞台挨拶の会場はTOHOシネマズ梅田・スクリーン1。ぎっしり埋まったファンが待ちかまえるなか、山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさんが登場すると、コンサート会場のような大きな歓声が上がります。

その熱気に応えるように主人公の少年・信を演じた山﨑賢人さんが「今日は大阪でみなさんに会えてうれしいです。“ほんまに”ありがとうございます」と関西弁を交えてあいさつ。中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)役の吉沢亮さん、伝説の大将軍・王騎(おうき)役の大沢たかおさんも関西弁を披露し、大阪らしいあたたかい雰囲気に包まれて舞台挨拶がスタートします。

映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアー in大阪

7月28日に公開された『キングダム 運命の炎』は、8月2日までの6日間で108万人もの観客動員を記録し、興行収入も15.4億円を突破しています。山﨑さんは、「(舞台挨拶で)北海道、福岡と行ってきて、大阪でもこの熱気。本当にあたたかく迎えてくれて、みなさんがキングダムを楽しんで、愛してくださっているんだなと思えてうれしいです」と全国的な熱狂を実感している様子。

また、映画『キングダム』は第一作、第二作も大ヒットした人気シリーズ。第三作を制作するにあたってプレッシャーを感じなかったか? と問われた吉沢さんは、「パート1・2と重ねて、お客さんの期待値がどんどん高まっているのを感じていました。でも、今回の『キングダム 運命の炎』に関しては“最高傑作ができた”という自信があります。どうぞ期待してください」と自信をのぞかせます。

さらに大沢さんも「登場人物たちが夢に向かって突っ走る勢いやエネルギーは、男女・年齢を問わず胸を打ちます。ぼくも自分でこの作品を観たときに、(山﨑さんや吉沢さんなど)彼らの情熱や汗、その強い目と叫びに心を震わせてもらった」と明かし、キングダムという作品がもつ熱量の大きさを伝えてくれます。

映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアー in大阪

 

現場に王騎が来ただけで、みんなが「やってやるぜ!」となった。

映画のなかで大沢たかおさん演じる王騎は強靭な肉体とともに大将軍の威厳を漂わせ、存在感たっぷり。一方、今日の舞台挨拶での大沢さんはリラックスした大人の色香をまとい、王騎とは異なるかっこよさを漂わせています。

今回のMCを担当した山本隆弥・読売テレビアナウンサーが思わず「かっこいいですね!」と声をかけると、大沢さんは「かっこいいのは、かっこいいんですけど(笑)」と大阪らしいノリで応えてくれます。そのうえで「でも、今日は日本を代表するかっこいい2人といっしょなので、恥ずかしくて」と山﨑さんと吉沢さんの魅力を口にします。

「ふたりはここでもかっこいいけど、現場で会うと別人です。山﨑くんは信にしか見えないし、吉沢くんも嬴政にしか見えない。いつもグッと強い目で現場にいます。今作のオープニングで嬴政はおじさん集団を前に一人立ち向かわなければならないのですが、吉沢くんの威圧感に結構たじろぎましたね」。

この言葉に、山﨑さんと吉沢さんは「うれしいです」と感激します。とはいえ、王騎の迫力は凄まじかったらしく、「ぼくたちは現場で大沢さんにビビり倒していました。説得力というか、全身からあふれてくるオーラが凄すぎて。王座の前で王騎と話すシーンは今作の撮影で一番緊張しました」と吉沢さん。山﨑さんも「あれだけのカラダを仕上げて来られるので、大沢さんが王騎の姿で現場にいるとみんなの意識が上がります。王騎将軍が来ただけで、士気の下がっていたみんなが〈やってやるぜ!〉となっていた。それくらいオーラや覇気がすごいんです」と大沢・王騎を絶賛します。

映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアー in大阪

 

好きな串かつの具材は、ニンニク……?

大阪での舞台挨拶ということで、〈大阪〉をテーマにしたトークも展開。舞台やキャンペーンなどの仕事で来阪することが多いという3人は合間に大阪の食やテーマパークを楽しむこともあるそうで、山﨑さんは「たこ焼きを食べたり、新世界で串かつを食べたり」したと教えてくれます。MCから好きな串かつの具材を問われると「ニンニク……?」と自信なさげに回答。「東京で食べた串かつと記憶が混ざっている。大阪で何を食べたっけ?」と言い訳し、笑いを誘います。また、山﨑さんも吉沢さんもユニバーサル・スタジオ・ジャパンが好きだといい、吉沢さんは「仕事でユニバに行ったときにすごく並ぶハリー・ポッターにすぐ乗れて、この仕事をしていてよかったなぁと思いました(笑)」と役得だった思い出を披露。

映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアー in大阪

舞台などで大阪に滞在経験のある大沢さんは、独自の言い回しがおもしろいといいます。「ひとりでごはんを食べにいったときに店員さんから〈自分、なんにする?〉といわれ、自分って店員さん自身のことだよな、この人は何をいっているのだろうと理解できなかった。この自分は、〈あなた〉ということですよね。その言い方が好きになって、東京でも使っていました。〈自分、どうする?〉とか」。さらに、串かつ屋でも興味深い言葉を耳にしたそうで「支払いで一万円をだしたときに〈万円入りました!〉といっていて、大阪では万円入るっていうんだなと。そういう言葉の雰囲気がぼくは好きです」とべた褒めし、大阪のファンを喜ばせてくれます。

映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアー in大阪

 

みんなといっしょに、どんどんアツくなっていけたらうれしい。

舞台挨拶の終盤は、公式SNSで募集した質問に答えていくコーナーへ。ひとつ目の〈夢を叶えるためにもっとも大切なことは何か?〉という問いに、山﨑さんは悩みながら「練習。今回もアクションがたくさんあって、むずかしい動きもいっぱい。間に合わないかも? と思ったこともありましたが、ひたすらやりました」と答えます。

吉沢さんの夢の叶え方は「人にいう」ことだといい、「ちゃんと言葉にすると自分のなかで具現化してくるし、覚悟が決まっていく。それに、協力してくれる人も現れるかもしれません。夢を人にいうのは、いろんなメリットがある気がします」。

つづく大沢さんはコロナ禍で映画撮影が困難を極めたことを引き合いにしつつ、あきらめない精神の大切さを伝えます。「今作の撮影では、みんなすごく苦戦しました。コロナ禍で思った通りにできないし、(撮影で)中国にも行けません。険しい道のりでしたけど、スタッフ、キャスト、みんなが諦めないで撮影できる日をずっと待ちつづけて準備していた。その結果、みなさんのおかげで大ヒットしています。困難があっても諦めないことが大事だと今回すごく思いました」。

映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアー in大阪

ふたつ目の質問は〈これだけは負けない。天下をとったぞというものはありますか?〉というもの。

山﨑さんと吉沢さんが答えに頭を悩ませるなか、大沢さんが先陣を切り「キングダムでは体重を20キロくらい増やしています。一作目が終わって戻し、もう一回増量したので体重を上げるノウハウをもっています。みなさんのなかでものすごく大きくなりたい人がいたら、いつでもレシピを送ります」と回答。山﨑さんもキングダムでの経験から答えを探し、「たぶん、キングダムを撮っているときは世界で一番足が速かった。天下をとったんじゃないかなと思っています」と言い切ります。

トリを飾る吉沢さんは「上には上がいるからなぁ…」としながらも、「大河ドラマで13歳から91歳までを演じて、キングダムでは9歳にもなっています。ここまでの振り幅をやれることはあまりないので、もしかしたら天下をとっているかもしれませんね」と自身のキャリアから答えを見つけてくれました。

 

舞台挨拶の最後は山﨑さんがあいさつし、感謝を伝えます。

「スタッフ、キャスト、みんなで熱意を込めてキングダムを撮影してきました。自分自身、信やほかのキャラクターたちの言葉や生き様にチカラをもらっています。誰しもに重なるところがあって、観た人たちみんなが心を動かされる作品になっていると思っていますので、これからもどんどんいっしょにアツくなっていけたらうれしいです。今日はありがとうございました」。

映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアー in大阪

 

映画『キングダム 運命の炎』

TOHOシネマズ梅田、大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば、MOVIX京都、TOHOシネマズ二条、OSシネマズミント神戸などで公開中。

公式サイト:https://kingdom-the-movie.jp/

©原泰久/集英社 ©2023映画「キングダム」製作委員会

masami urayama

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