パレスチナと聞くとシビアな現実をイメージし、映画でも社会派のストーリーを想像しがちです(個人的には)。しかし、イエスの故郷ナザレに生まれたイスラエル系パレスチナ人であるエリア・スレイマンから届く映像は、美しく、のどか。世 […]
コロナ禍で海外旅行ができないまま2020年が終わろうとしています。異国の地では自分の知らない文化にふれられ、街の風景や食べ物、ファッションなど目にするものすべてから刺激を受けます。そのひとつが、芸術との出会い。美術館へ足 […] 続きを読む
田辺聖子さんが1984年に発表した短編『ジョセと虎と魚たち』をご存知でしょうか? ほんの20数ページのストーリーのなかに生きるということの強さと弱さ、恋するということの甘さと苦さがギュッとつまった青春恋愛小説の金字塔のよ […] 続きを読む
1984年に田辺聖子が発表した短編小説『ジョセと虎と魚たち』。35年以上の月日が経っても色あせない青春恋愛小説の金字塔がアニメーション映画になりました。主役の恒夫とジョゼを演じるのは国内長編アニメーションの主演声優は初と […] 続きを読む
激動の幕末から明治の初期、日本の未来のために駆け抜けた男がいたーーー。薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家に転身し、商都大阪の基礎をつくりあげた五代友厚(ごだいともあつ)。大胆かつ緻密、やさしさにもあふれる魅力的な人物を […] 続きを読む
悪女と名高い“弘徽殿女御(こきでんのにょご)”は早すぎたキャリアウーマンだった!? 誰もが知る“源氏物語”を斬新な視点で切り取り、新しいイマジネーションを与えた内館牧子の小説を映像化した映画『十二単衣を着た悪魔』。公開を […] 続きを読む
手塚眞監督が、手塚治虫原作で映画を撮る。それだけでニュースなのに、選んだ作品が『ばるぼら』である。1974年に発表されたこの漫画はエロスと狂気が錯綜し、さまざまなタブーも描かれた手塚治虫作品でも異色の問題作。ともすると悪 […] 続きを読む
昔、「ワカモノもバカモノも好きよ」という名言をいった女優がいましたが、大体の場合、ワカモノはバカモノでくだらない日々を過ごしています。でも、そのくだらない毎日に一生懸命になり、笑い、怒り、悩む姿は、(あとから見ると)とて […] 続きを読む