5月27・28日、関西学生サッカーリーグ第7節6試合が開催されました。
まずは注目の首位攻防、勝点13で並ぶ関西学院大学と京都産業大学の一戦です。先制したのは関学大、11分にフリーキックのボールをDF7濃野公人選手がヘディングで決めて1-0とリード。1点を追う京産大は55分にDF2西矢慎平選手のゴールで同点に追いつきます。しかし関学大は70分から出場したFW11望月想空選手が2ゴールの大活躍。濃野選手のアシストもあり、関学大が3-1で勝利しました。関学大は勝点16で首位、名古屋グランパス内定のFW10倍井謙選手もスタメン出場でした。
びわこ成蹊スポーツ大学vs阪南大学は、開始早々の3分にびわこ大がMF16一村聖連選手のゴールで先制しますが、阪南大がFW10金本毅騎選手、MF9三好麟大選手のゴールで前半のうちに逆転。阪南大は後半も13本のシュートを放ちますが、びわこ大がそれ以上のゴールは許さず。1-3で阪南大が勝利、清水エスパルス内定のDF19高木践選手は先発フル出場でした。
24日に試合があった関西大学は中2日で大阪学院大学と対戦。13分に大院大がフリーキックからFW9閑田隼人選手がヘディングで決めて先制しますが、29分にMF14三木仁太選手のゴールで同点に追いつきます。さらに後半は12本のシュートで4得点。関西大はFW17百田真澄選手の2ゴール、三木選手の1ゴール2アシスト、途中出場のFW9西村真祈選手の1ゴール1アシストなど計5得点、5-1で勝利しました。
大阪体育大学vs同志社大学は、大体大が42分にFW10古山兼悟選手のゴールで先制。同大は後半から出場したMF10戸坂隼人選手が51分にゴールを決めて同点に追いつきますが、61分、再び大体大が古山選手のゴールで逆転。2-1で大体大が勝利しました。古山選手はゴール数を9に伸ばして得点ランキングトップを独走。大体大は北海道コンサドーレ札幌内定のMF8木戸柊摩選手がフル出場でした。
関西福祉大学vs桃山学院大学は後半に試合が動きます。72分に関福大がFW9鄭健司選手のゴールで先制しますが、桃山大は後半途中出場のFW9長友陸翔選手が78分に同点ゴールを決めると、直後の80分にもFW18藤枝康佑選手のゴールで逆転。1-2で桃山大が逆転勝利。桃山大は今季初勝利です。
大阪経済大学は中3日で立命館大学と対戦。18分に立命大がFW19守岡晃希選手のゴールで先制して前半を折り返しますが、大経大は後半開始早々の47分にMF10村上陽斗選手のゴールで同点に追いつくと、73分にFW9廣岡一樹選手のゴールで逆転。さらに大経大はオウンゴールでの得点もあり、1-3で勝利しました。
なお、24日に行われた第6節の関西大vs大経大は、大経大がMF10村上選手、関西大がFW9西村選手のゴールで、1-1の引き分けでした。
●結果
第6節
5/24(水)
関西大 1 (0-1) 1 大経大
第7節
5/27(土)
関学大 3 (1-0) 1 京産大
びわこ大 1 (1-2) 2 阪南大
関西大 5 (1-1) 1 大院大
大体大 2 (1-0) 1 同大
5/28(日)
関福大 1 (0-0) 2 桃山大
立命大 1 (1-0) 3 大経大
●予定
第8節
6/3(土)
会場:三木総合防災公園第2陸上競技場
京産大 – 立命大
阪南大 – 関福大
会場:上富田スポーツセンター(球技場)
大院大 – 桃山大
同大 – 大経大
6/4(日)
会場:皇子山総合運動公園陸上競技場
びわこ大 – 関西大
関学大 – 大体大
今シーズンの関西学生サッカーリーグ、1部リーグは全試合有観客・無料で開催されます。2部・3部・4部リーグは会場によって来場制限や応援スタイルの規制があります。また、新型コロナウイルスの感染症法の分類変更に伴い、学生サッカー観戦における感染症対策ガイドラインの適用はなくなりました。今後の感染対策については一人ひとりの判断となるため、お互いの考え方を尊重するとともに、体調不良による無理な観戦は控えましょう。その他、リーグ戦の予定やJクラブ内定選手の発表など関西学生サッカーの最新情報は、関西学生サッカー連盟のHPでご確認ください。