2023年第101回関西サッカーリーグが開幕しました。4月8日(土)は、J-GREEN堺で開会式と1部リーグの開幕2試合、翌9日には万博記念競技場とたけびしスタジアム京都で計4試合が開催されました。
今シーズンの関西学生サッカーは全58チームが参加し、4部リーグに分かれてシーズンを戦います。1部リーグは昨年優勝の関西学院大学、2位びわこ成蹊スポーツ大学、3位阪南大学、4位関西大学、5位大阪体育大学、6位京都産業大学、7位関西福祉大学、8位大阪学院大学、9位同志社大学、10位立命館大学、2部リーグ優勝の大阪経済大学、2部準優勝の桃山学院大学の12チームとなっています。2部リーグから昇格した大経大と桃山大は1年での1部復帰となりました。
新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった開会式では全チームの主将がJ-GREEN堺のメインフィールドに集結。関西学生サッカー連盟の片岡颯真学生幹事長(同志社大学4年)による開会宣言や、関学大キャプテン濃野公人選手の選手宣誓が行われました。
試合結果
開会式後に開催された2試合は、いずれも昨シーズンの上位チーム同士の対戦です。昨年首位の関学大と2位びわこ大は、ともにゴールへ攻め込むも得点を許さず0-0の引き分け。名古屋グランパス内定の関学大FW10倍井謙選手は先発フル出場でした。また、3位阪南大と4位関西大は79分に関西大FW17百田真登選手がコーナーキックをヘディングでゴール、1-0で関大が勝利。清水エスパルス内定の阪南大DF19高木践選手、湘南ベルマーレ内定の関西大MF4髙橋直也選手はともに先発で出場しました。
翌9日の試合、昨年5位の大体大と6位京産大は、先制したものの一度は逆転された京産大がアディショナルタイムにMF15石原央羅選手の逆転ゴールで3-2と勝利。昨年7位の関福大と8位大院大は大院大のMF6山本未来翔選手とFW11関俊哉選手がともに1ゴール1アシストと活躍し、1-3で勝利。昨年9位同大と10位立命大、伝統の同立戦は両者譲らず2-2。京都サンガF.C.に内定している立命大MF28中野瑠馬選手は後半途中から出場し同点に追いつくPKを決めました。また、昇格チーム同士の対決となった大経大と桃山大の試合は、先制した大経大が桃山大を振り切り2-1で勝利しました。
●結果
第1節
4/8(土)
関学大 0 (0-0) 0 びわこ大
阪南大 0 (0-0) 1 関西大
4/9(日)
関福大 1 (1-1) 3 大院大
大体大 2 (0-1) 3 京産大
大経大 2 (0-0) 1 桃山大
同大 2 (0-0) 2 立命大
●予定
第2節
4/15(土)
会場:ヤンマースタジアム長居
関西大 – 立命大
阪南大 – 同大
4/16(日)
会場:ヤンマースタジアム長居
大体大 – 関福大
京産大 – 大院大
会場:三木総合防災公園陸上競技場
びわこ大 – 桃山大
関学大 – 大経大
今シーズンの関西学生サッカーリーグ、1部リーグは全試合有観客・無料で開催されます。2部・3部・4部リーグは会場によって来場制限や応援スタイルの規制があるため、関西学生サッカー連盟のHPなどで最新情報をご確認ください。